Mikisaki Green Tourism Association

TOP

Ruins
遺跡について
You are Here!
このページです!
Gallery
遺跡ギャラリー
Contact
お問い合わせ

三木埼遺跡ウォーク

三木埼は、吉野熊野国立公園の特別地域に指定された、東西約3.4キロの半島です。
碧い海に迫る美しい緑の山中には、苔にむした生活遺跡が散在します。

太地(タージ)コース

棚田を獣から守る立派な猪垣と、棚田を造る石垣が見事な耕作地跡が広がります。 草木に覆われその全容は一望できませんが、奥まで探検するとその広さに驚きます。 今後も整備を進め、数年後には全景が楽しめる計画です。 棚田に沿うように流れる小川の清流は絶える事がなく、入り江になった磯の浜へ流れます。

*所要時間:約3〜4時間(歩く時間は往復約1.5〜2時間)
*三木浦町東端の早田ブラ付近から出発


頼母(タノモ)コース

安土桃山時代の慶長(1596年頃)現在の南島町道行竈の四人が移住して、製塩を始めたと言われる集落跡。 江戸の寛文(1668年頃)盛松の兵九郎が開墾して稲作を始め、その後三木埼西端のエビレも開拓する。 正徳5年(1715年)の調査では、約1町歩(3,000坪)の田があり、42石の米麦が収穫されました。 最後の住人は牛を使って昭和43年(1968年)まで生活、太地の棚田でも稲作をしていました。 山の神・炭焼き窯跡・墓跡・住居跡につづき、大きな水田跡が突然開けます。湿地帯で樹木が育たない為、 湿地を好む半夏生が群生しました。 春の終わりから初夏にかけては、辺り一面が新緑に包まれます。防風林の外側は、ゴロタ石の浜と碧い太平洋です。

*所要時間:約4〜5時間(歩く時間は往復約2〜2.5時間)
*三木埼林道沿いの狼煙場跡付近から出発


盛松(サガリマツ)コース

昭和2年(1928年)から3年にかけて、住民が全員で三木浦へ移住して廃村となった住居遺跡。 三木城主・三木新八郎が三木荘一帯(三木里・名柄・小脇・三木浦・早田・盛松)を領する記録が紀伊続風土記にある。 三木城の築城は室町時代の1557年から58年とされるので、この頃にこの集落は存在していたようだが、 寺の火事で古い記録も焼失してそれ以前の歴史は不明です。 集落を囲う猪垣・鏡神社跡・海蔵寺跡・分教場跡・住居屋敷跡・石の共同水槽・船形地蔵など見所が沢山あります。 道の石畳や屋敷の礎石・石垣が、苔を纏って来訪者を迎えてくれます。ゴロタ石の荒磯には、大きな自然石で造った船着き場もあります。

*所要時間:約5〜6時間(健脚コース、歩く時間は約3〜4時間)
*三木浦町東端の早田ブラ付近から出発、太地を経由して峠を越えるルート


*案内ガイド料:各コース1名¥2,200(簡易保険料・消費税含む)
*申し込みは、三木埼グリーンツーリズム 担当:弓削(ユゲ)



***遺跡整備体験コース***

盛松集落遺跡を整備体験する特別コースです。数十年の長きに亘って積み重なった落ち葉や土砂を取り払い、当時の石垣・石畳・側溝などを蘇らせる整備を体験して頂きます。生い茂る雑草や・枯れ木・倒木なども撤去します。整備をしながら当時の生活の様子に思いを巡らせて下さい。

*所要時間:朝8時から夕方5時頃まで
*開催日程・詳細は掲示板をチェックして下さい。

*こちらの動画は、令和5年4月8日に開催されたツアーの様子です。


MGT-Logo

三木埼グリーンツーリズム

三重県尾鷲市三木浦町82番地

Copyright 2019 Mikisaki Green Tourism All Rights Reserved